秋の味覚、栗。大量に親戚からもらったけど
栗って、賞味期限が短いから、調理に困ってしまう。
簡単にできて、余ったら保存する方法ってどうすればいいの?
栗の調理方法について
栗を食べるには、何らかの熱処理が必要になります。
具体的には、蒸す、ゆでる、焼くなどです。
おいしくいただくには、茹でるのが一番いいようです。
ただ、普通に茹でるとすると、
栗を半日から一日の間、水につけ、水から1時間以上茹でることになり
相当な時間がかかります。
時間短縮の為に圧力鍋を使いましょう。
圧力鍋を使った、おいしい栗の茹で方
圧力鍋を使うことで、おいしいゆで栗を、短い時間で
皮をむきやすく作ることができます。
作り方
1.茹でる前に、栗をボールなどに頭がつかる状態で水に1時間ほどつけます。
2.水から取り出した栗の尖った方に、包丁で十字の切り込みを入れ、圧力鍋に入れます。
3.栗を浸せるくらいの水を入れて、鍋を火にかけて、圧力が上がってから10分ほど加熱します。
4.火を止めて、カチッと圧力が下がるのを待ってから栗を取り出します。
5.栗が触れる程度に冷めてから、十字の切れ目にそって、鬼皮をむきます。
5.渋皮は、包丁の手元側を引っ掛けてむくとつるりとむけます。
この方法の特徴は、圧力の変化が働いて、渋皮と実の間の空気が膨張して、渋皮が剥がれやすくなるんです。
これでおいしいゆで栗の完成です。
余った栗の保存方法は?
一度茹でた栗は、密封容器や袋などに入れ冷蔵庫で保存します。
ただし、ジャガイモと同じように傷みやすいので、2~3日で食べきりましょう。
食べきれないって場合や、長期保存したい場合は、
保存用のポリ袋などに入れて冷凍します。
この時、栗に砂糖をまぶしておくと、味が落ちずに保存できます。
※栗200gにつき、砂糖小さじ2程度
冷凍した栗は、食べる際には、再度加熱する必要があります。
また、冷凍した栗は3ヶ月程は保存できると言われてますが
味、風味が落ちますので早めに食べてしまいましょう。
まとめ
栗はその度にゆでるのではなく、いっぺんに茹でておいて
小分けに使う分だけ食べるのが効率的で、
手間がいりません。
おいしい栗の料理を手間を掛けずに楽しみましょう。