今年のお彼岸の入りは9月20日ですね。
たくさんの出産祝いをいただいたお返しに内祝いを贈るのが習わしですが
お彼岸の時期って、仏事でお祝い事をされるのはおかしいという人もいるようです。
お彼岸の時期の内祝いって非常識なのでしょうか?
お彼岸の意味とお祝い事の関係
お彼岸というのは、日本独自の仏事のようで、浄土思想に基づいたもののようです。
意味としては、祖先を敬いましょうということで、彼岸の7日間を
祖先への感謝の気持ちを持って、敬うことで極楽浄土へ行けるという教えによるものです。
縁起の悪いイベントってわけではないんですね。
お彼岸にお祝い事をしてはいけない決まりはない
お彼岸は祖先を敬って、自分自身を高めるという期間なので
お祝い事をしてはいけないという決まりはないそうです。
そもそも、仏教の教えの中に彼岸に祖先を敬うという風習は
日本独自のものですし、お祝い事をその時期は絶対に避けなければならない
という決まり事もないわけです。
最近では、お彼岸はおはぎを備えて祖先を敬う期間だという意識の人が
大半なのではないでしょうか?
それでも、お彼岸に内祝いなんて非常識ってなる場合もある
昔の日本のしきたりで、「お盆とお彼岸はご先祖様が訪れるのだから事を起こしてはならない」
というものがあったようです。
せっかく来てくださったご先祖様にゆっくりしていってもらおうという、日本人の美徳で
あったと思われます。そんな時にお祝い事なんて、失礼極まりない!非常識だって
思う人たちが多かったんです。
なので、年配の方とかで、そういったしきたりを非常に気にする方はいるわけです。
昔はみんな、その考えを持っていたから、贈らないのが常識だったんですね。
まとめ
結論は出ない結果となりますが、
お彼岸に内祝いをするのは非常識かということは
内祝いを贈る相手に依存することになります。
大変めんどうな話ではなりますが
年配の方へ内祝いを贈る時は、事前にそれとなく探りを入れるか
その時期を避けた方が無難であるようです。
年配の方でない場合は、そこまで時期を気にしなくても
問題は起きないと思われます。