石油ファンヒーターと石油ストーブの違いは?燃費はどっちがいい?

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エアコンの代わりに、部屋を暖めたいと考えた時
選択肢としては
石油ファンヒーターと石油ストーブがあります。

何が違うの?
効率よく部屋を暖めることができるのは?
燃費がいいのはどっち?
疑問に思うことをまとめました。

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石油ファンヒーターと石油ストーブの違いは?

どちらも、灯油を燃料として
燃やしてその熱で部屋を暖めるものです。

石油ファンヒーター
灯油を気化して燃やした熱で温めた空気を
ファンを使って吹き出して
部屋を暖めてくれるものです。

制御する部分と送風するために
電気を使うので、灯油以外に電気代もかかります

一方、石油ストーブ
芯の部分から気化した灯油を
燃やして、熱を発生させます。

燃焼管といわれる金属の網から
赤外線も照射されて、暖める効果があります。

着火させるのに電池を使うくらいで
基本灯油しか使いません

ファンヒーター系の良いところは
灯油を燃やすだけでなく、様々な管理を
行い、効率よく暖房をしてくれる所です。

また、一酸化炭素中毒の検知機能があったり、
3時間に1度、時間延長ボタンを押す事必要があり
換気を促すことができるので、安心度が高いと言えます。

後、構造上の違いから、石油ストーブでは
やかんに水を入れてお湯をわかすことができますが

ファンヒーターではそういった使い方が
できないので、そこが不便という人も多いです。

石油ファンヒーターと石油ストーブ、灯油の使用量が少ないのはどっち?

熱量を発生させるメカニズムが
同じであるので、暖房機が発生させることが
できる熱量は同じということになります。

ただ、灯油の使用量としては
室温が一定の高さになると
石油ファンヒーターは
灯油の使用量を少なく押さえる機構が働くので、

石油ストーブより同じ灯油に対して
長時間使用する
ことができます。

また、石油ファンヒーターは
ファンで室内の空気を対流させるので、
効率よく部屋を暖めることができます。

燃費とコストの面では石油ファンヒーターが優れていると言えます。

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石油ファンヒーターと石油ストーブの使用上の注意点

とても便利で、いいことばかりに思える
石油ファンヒーターですが、欠点もあります。

それは電気がないと使えない所です。

災害などで、停電した時には
全く使えないという
笑えない状況が発生します。

災害時には別の方法を考えておく必要があります。

また、石油ファンヒーターにしろ
石油ストープにしろ

灯油を燃やすことで一酸化炭素が
少なからず発生します。

これは、灯油を燃やすという処置をする
過程でどうしても避けられない現象なのです。

小まめな換気を行いながら
使用する必要があります。

最悪一酸化炭素中毒で死亡
なんてことにならないように気をつけましょう。

電気ストーブと較べて石油ストーブの燃費は?

電気ストーブの電気代と比べると
石油ストーブ系のランニングコストが
安いと言われていますが

灯油の燃料費にかなり左右される
原油価格の高騰の影響をもろに受けます。

それ次第では、電気ストープと変わらない
もしくは高くつくランニングコストになる
可能性があります。

今よりはるかに灯油の値段が安かった時代に
灯油だけで暖房をまかなうように
新築した家を設計した知り合いがいますが

今は、燃料費が以前の倍ちかくかかると
なげいてました。

将来はどうなるかわかりませんけどね。

まとめ

石油ストープと石油ファンヒーターを比べると
通常の使い方では石油ファンヒーターが
いいということになりますが、
停電時などには、石油ストーブが
いいということになります。

使い方に合わせてよく考えて選びましょう。

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