甘酒ってアルコール入ってたっけ?飲酒の対象?酒気帯び運転になる?

amazake7

甘酒は初詣などで寒さを緩和する為によく振る舞われますね。
でも甘酒を飲んだら飲酒にならないの?

初詣に車で行った時、甘酒を飲んでもいいのか調べてみました。

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甘酒ってお酒なの?飲んだら飲酒になるの?

甘酒って名前にお酒がついていますが
実は分類上は清涼飲料なんですよ。

なぜ、お酒じゃないのに、甘酒って名前に
なっているのかは諸説あるようですが

甘酒の原料に日本酒と同じ米麹を使っていて
長時間発酵させて作る日本酒との違い
ということで甘酒という名前になったと言われています。

ちなみに、甘酒は、米麹を発酵させて
デンプン質を糖化して甘くした飲み物で
アルコールは含まれていないんです。

ただ、味付けに酒粕を入れて作ったものもあり,
それだと少量のアルコールが含まれてしまいます。

ちなみに、大手メーカーの森永が作っている
甘酒にも原料に酒粕が使われていて
アルコール分1%未満とされています。

しかし、分類上はお酒ではなく清涼飲料で
未成年でも飲むことができます。

このことから、甘酒を飲んでも飲酒にはならないんですね。

甘酒を飲んで酒気帯び運転で捕まる可能性はある

分類上はお酒ではない甘酒ですが
だからといって酒気帯び運転で
捕まる可能性は0ではないんです。

それは、酒気帯び運転の規定によります。

道路交通法では

「呼気中のアルコール濃度0.15mg/l以上を酒気帯び運転と規定する」

とされています。

つまり、酒を飲んでいようが、飲んでなかろうが
呼気中にアルコール濃度が
0.15mg/l以上検出されてしまうと
酒気帯び運転として検挙されてしまいます。

調べてみたら、こんなデータがありました。

被験者は20代日本人の平均的体格の範囲に入る男性
甘酒(190cc)飲んだ後の呼気中のアルコール濃度0.08mg/l

この数値は平均的な数字なので
ちょっとばらつきがあると
十分0.15mg/lを超えてしまう可能性ある数字です。

チェリーボンボンや粕汁、奈良漬けなんかで
過去検挙されたという実例もあります。

甘酒がお酒ではないからといって
酒気帯び運転では捕まらないかというと
状況によるという結論になります。

初詣で甘酒を飲んでもいいのか?

基本的に、初詣で振る舞われる甘酒に
酒気帯び運転で捕まるほどの
アルコールが含まれているか
どうかなんて誰もわかりません。

せめて頂く前に、車で来てるけど
飲んでも大丈夫かって
配ってくれる人に聞きましょう。

わからないって答えが
帰ってくるようだと飲まない方が無難です。

もう飲んじゃったよって人!

せめて、多少なりとも時間をおくとか
水なりお茶なりを飲んで臭いを
薄めるとかしておきましょうか(笑)

お正月はお酒を飲んで運転するなんて
不心得者が多く発生するので
警察も検問したりする可能性が高いです。

例え検問にあった場合でも
キョドらずに堂々と応対しておくと
警察官によっては、呼気チェックまで
行かずに済ませてくれるケースも多いですよ。

後、蛇足ですが、ひな祭りでいただくのは
「白酒」で「甘酒」ではなく
本当にお酒なのでお間違えなく。

まとめ

甘酒は基本、お酒ではありませんが
アルコールを含んでいることがあります。

酒気帯び運転になるかどうかは
お酒を飲んだかどうかではなく

呼気にアルコールが含まれているかどうかなので

自分の体質、摂取したものなどで
考えて自信がないなら
代行運転等を使いましょう。

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