子供がインフルエンザにかかってしまった。家族へ感染が広がらないように
寝てる子供の部屋に空気清浄機か加湿器を購入して置きたい。
どっちが効果あるのでしょうか?
インフルエンザの感染メカニズム
インフルエンザは、風邪などと違って、インフルエンザウィルスが
人体の中に感染して異常発生して発病するんだよね。
だから、感染しないためには、インフルエンザウィルスを体内に入れないこと
これが重要。
インフルエンザウィルスに感染する経路は大きく3つ
・飛沫感染:インフルエンザを発病している人が、咳をして飛んだ飛沫を直接吸い込んで感染する。
・接触感染:インフルエンザを発病している人が触った物や、咳で飛んだ飛沫が付着したものに触って手にウィルスが付着。その状態で目とか鼻、口などを介して感染する。
・空気感染:インフルエンザウィルスが空気中に漂っている状態から体内へ感染する。
感染経路として最も多いのが飛沫感染と接触感染。全体の99%と言われているね。
そう、飛沫としえて飛び出したウィルスは、すぐに下へ落ちてしまって、空気中を漂うことはまれなんです。
よって、インフルエンザに掛かった人がいるであろう
人混みに出かけるというのが一番インフルエンザに感染しやすいんだ。
なので、家族内にインフルエンザを拡大させないためには、患者が触ったものには極力さわらない。
小まめな手の洗浄、うがいが有効な家庭内予防法になるよね。
最近は家庭用アルコールなんかで除菌するという対策も多いみたいね。
これらは接触感染に備えるものなんだ。
インフルエンザの感染予防、空気清浄機と加湿器とどっちが有効?
空気清浄機は、空気中のウィルスを除去するものなので、空気感染に備えることになるよね。
インフルエンザは空気感染より飛沫感染の方が確率が高いので感染予防という観点からは、あまり有効じゃないんだ。
では加湿器はどうなんだろう?
加湿器は空気中の湿度を上げて、空気が乾燥するのを防ぐものだよね。
あれぇ、空気の乾燥を防ぐのであって、インフルエンザウィルスの感染を防ぐもじゃないんだね。
実は、空気中の乾燥を防ぐのは、人の喉や食道、気道が乾燥するのを防ぐためなんだ。
だから、加湿器は感染を予防するのでじゃなくて、発病を防ぐ為に使うものなんだよ。
加湿器付の空気清浄機って売られてるけどどうなの?
最近の空気清浄機は、加湿機能をもったものもあるよね。
当然ですが、それだけ値段も高いよね。
加湿器付の空気清浄機は、空気清浄の為の機能を流用して、水分を気化させて加湿するんだって。
普通の加湿器に対して、かなり電気を食うメカニズムになってるみたい。
空気清浄機とは別に普通の加湿器を使うほうが
故障した時の対応とか、融通性を考えても別々の方がいいね。
個人的な意見だけど、加湿器付の空気清浄機は初めから選択肢の中にはあがらないなぁ。
まとめ
空気清浄機は、空気感染の予防に使えますが効果は低いでしょう。
加湿器は、感染の予防にはなりませんが、発病の予防に使えそう。
インフルエンザの感染予防には、患者の子供の隔離と
こまめな手洗い、うがいが有効なんだよ。
機械に頼らず、自分で感染予防にがんばろうね。