手や指の皮がむけるのって何かの病気?原因は?どうすれば治る?

ハンドクリーム

毎年冬になれば、手とか指の皮がむけて、爪の部分までやられちゃったりする。これって何かの皮膚病?病院にかかったら、意外な病気だと判明した。

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手や指の皮がむけるのって何かの病気?

 毎年、冬になると主に指の皮がむけて、痛みとか痒みはないけど、だんだんその範囲が拡がって爪の部分までやられてしまっていました。さすがにまずいと思い、皮膚科の病院へ通いました。

 病院では、水虫などの病気の検査を受けました。結果は問題なし。診断結果は、手湿疹(主婦湿疹)でした。

 手湿疹?それなんの病気?って思いますが、水を扱う家事をすることの多い方が、手を守るバリア機能を果たす手の皮脂が水や洗剤などで洗い流され、傷つきやすい状態になって、その状態でこするとかの刺激を受けると炎症を起こすというものです。

 確かに私の場合、手の皮がむける症状が起こりやすいのは、親指、人差し指、中指の指先と右手の薬指の中間部分でした。これらの皮のむけやすい場所は、食器の洗い物をする時のスポンジと指の当たる部分、特に洗う時に押さえる部分だったのです。

 また、皮脂がなくなって、肌が乾燥しやすくなるので、乾燥しやすい冬が症状が悪化しやすいのです。乾燥しやすい状態の影響もあるので、夏は大丈夫なのに、冬に症状が起きるのも納得しました。

 病院でステロイド系の塗り薬をもらって、しばらく水仕事を控えて、必要なときは綿の手袋をして、ゴム手袋をした上で洗い物などをするという生活をしていたら、1ヶ月くらいで皮がむけた所が改善して、普通になりました。

手の皮がむける原因

 手湿疹は、水洗いなどを頻繁に行う主婦がなりやすい症状で、手や指の皮脂が流れ落ちてしまうことで、皮膚が乾燥しやすくなります。皮膚が乾燥しやすくなると、皮に傷が入りやすくなり、その傷から皮膚の下に雑菌が入り込み、炎症を起こすのです。

 私の場合も、水洗いの時に洗剤をスポンジにつけて、ゴシゴシこすっていた時に、スポンジに接触する指の部分が皮がむけていたので、洗剤で皮脂がとれた時に、こするという刺激を受けた皮膚が、一番ダメージが大きかったのだとわかります。

 病院に行く前に、何となく、洗剤で手が荒れてるのかなと思って、洗剤の量を少なくしたり、食器を貯め水につけておいて、水だけで洗ったりしていましたが、手の皮脂が流れてしまって、ダメージを受けた状態では、あまり効果はなかったです。

 一度皮がむけだした状態になると、何をやっても炎症が進んでしまうんですね。そうなると、すっぱり洗い物をしないという選択しかないのですがそんなわけにもいきませんよね。手荒れを作らないことが大事なんです。


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手の皮がむける時のハンドクリームの効果

同じように洗い物をする嫁さんは全然そんな状態にならないのに、私だけなぜ?

 違いを考えたら、洗い物をした後に、ハンドクリームを塗るか塗らないかでした。嫁さんは洗い物をした後に、しっかりハンドクリームを塗りこんでましたが、私は面倒がって、ちゃんとやってなかったんです。

 指の皮が向けだしてからは、慌ててハンドクリームを塗るようになりました。でも、症状は全然改善しません。皮がむける範囲は日に日に拡がっていきます。一度、皮膚の状態が悪化して、表面がひび割れた状態になると、それから保湿効果を狙ってハンドクリームを塗っても、効果がないのです。

 今は、洗い物をしたら、必ずハンドクリームを塗るようにしています。それ以来、手湿疹の症状は発生していません。皮膚の保護力がある内は、ハンドクリームによる保湿能力の確保はとても意味があることなんです。

まとめ

手や指の皮がむける症状は、手湿疹である可能性があります。一度症状が発生すると、自然には治癒しにくいので、皮膚科の受診をおすすめします。症状が収まったら、冬場は特に、手や指の保湿を確保するように、洗い物の後にハンドクリームなどを使うのが症状を発生させない為には渡しの場合は、効果が高かったです。

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