結婚式のご祝儀ってふくさは必要?ハンカチで代用じゃダメ?

親戚の結婚式に呼ばれて行ったんだけど、御祝儀袋をつつむ袱紗(ふくさ)ってもってないんだ。親はもっていけというんだけど、若者の結婚式で、ふくさを使ってる人をみたことない。ふくさって本当に必要なの?

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結婚式のご祝儀にふくさって必要なの?

 結婚式のご祝儀をもっていくのに、ふくさって必要か?という答えは、ちゃんとしたマナーとして、ご祝儀袋はふくさで包んで持っていくのがいいです。一般常識がないと思われるだけでなく、あそこの家庭はしつけがちゃんとしていない。マナーなど気にしない家族なんだと、親の恥にもなってしまうからです。

 結婚式は、新郎新婦の門出を祝うと共に、あたらしい家族を親戚一同にお披露目するという場でもあるんですね。そんな場なので、回りの目って意外と見てないようでちゃんと見られています。ご祝儀袋を裸のままポケットやバッグの中から取り出して渡すという人も多いようで、あまり気にしない風習も根付いてきつつありますが、見る人は絶対みていて、あとで悪いように言われます。ちょっとしたことで、あれこれ言われるのは気分もよくないです。ふくさを用意して祝儀袋を包んで持って行き、ご祝儀を渡しましょう。

 受付で本来はふくさで包んだまま渡すのが、正しいマナーなのですが、最近はそんな渡し方をする人も少ないので、受付でふくさの包を渡して、ご祝儀袋を渡してあげるほうが無難です。特に若い親戚の人などが受付をしている場合は、面食らってそのまま袱紗で包んだ状態のまましまってしまうかもしれません。そこは気をつけてあげましょう。

ふくさをハンカチで代用する時の色

 でも、そんな礼儀があるとか知らないし、袱紗ってどこで買えばいいのか全然見当もつかない。そんな時は、ハンカチを袱紗の代用品として使うことは、全然マナー違反ではありません。

 ハンカチの色は、結婚式などの慶事では、明るい白や赤系統の無地のものが好ましいです。ただ、多少の柄が入ってるくらいは問題になりません。見た目が派手すぎないことですね。ちなみに、紫色は、袱紗ではお祝いでも不幸の時でも使える、便利な色ですね。

 ハンカチはきちんとアイロンをかけて、シワが目立たないようにするのが礼儀ですね。しわしわのハンカチで包んだりしてたら、それこそちゃんとしてないと思われかねません(笑)

 ところで、家で用意するならまだしも、式場まできて袱紗やハンカチがないとなった場合はどうしましょう。結婚式場であれば、スタッフの方に相談すれば、それなりに用意してある所が大半なので、そちらに頼りましょう。どうしようもなければ、知り合いに頼んで、一時的にこっそり借りるとかですね。


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祝儀のふくさでの包み方。動画あり

 さて、ふくさですが、包み方に決まりがあります。結婚式などの場合は右側が開く形に包みます。

ふくさの包み方

 斜めに折った中心から左側に祝儀袋を置いて、左からたたんで、上、下、最後に右の順にたたみ、右側が開く形に包みましょう。

まとめ

 結婚式での祝儀袋も袱紗で包んで持っていくのがマナーです。くれぐれも、裸のままポケットから出すようなことは控えましょう。

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