さつまいもの石焼き芋、スーパーなどで売ってることもありますが、
あの美味しそうな香りがたまりませんよね。
さつまいもをラップで包んで、レンジでチンとかしても、
あの美味しくて甘い石焼き芋の味は再現できないです。
では、どうやったら出来るのか?
家庭で美味しいさつまいもの焼き芋の作り方を紹介します。
美味しいさつまいもの焼き芋を作るコツ
さつまいもが甘く美味しい焼き芋になるのは、
デンプンの加水分解という現象を利用しています。
この現象は、ゆっくりと加熱した方が、加水分解が進んで
甘みが増すので、時間をかける必要があります。
低温でじっくり加熱するのが美味しくするコツになります。
石焼芋は、熱した石の中に長時間芋をおいておくことで
このじっくりと加熱することを行っています。
よく、さつまいもをアルミホイルで包んで焼くというのを見かけますが
あれは、芋全体に熱効率がよく伝わって、均等に加熱する為と、直接芋に
熱が加わって、表面が焼けたり、水分が飛んだりするのを防ぐ効果があります。
美味しいさつまいもの焼き芋をオーブントースターで作る方法
家庭で石焼きイモをつくる道具とか用意するのは大変なので、
オーブントースターを使った、簡単な方法を紹介します。
この時、さつまいもは、あまり大きくないがいいです。
大きい場合は、半分に切ったりするといいと思います
1.きれいに洗ったさつまいもを、オーブントースターに並べる。
2.オーブントースターで30分焼きます。
その間安全装置が働いて、サーモスタットで
電気が切れても気にしないで放置します。
3.お芋をひっくり返して、様子を見ながら追加で15分程度焼きます。
これで、美味しい焼き芋が出来上がります。
串をさしてみてすっと通れば火が通っています。うまく刺さらないようなら
中まで十分火が通ってない可能性があるので、追加で焼きましょう。
美味しいさつまいもの焼き芋をフライパンで作る方法
家にオーブントースターやオーブンレンジがない場合は
フライパンや中華鍋などを使って作る方法もあります。
1.フライパンや中華鍋などの中に、よく水洗いした
玉砂利(金魚を飼う時にしくもの)を敷き詰めて、
その上によく洗ったさつまいもをのせます。
2.蓋をして、強火で30分(途中で上下をひっくり返す)、
弱火で10分焼きます。
3.竹串がさっと突き刺さるのなら完成です。
玉砂利が手に入らない場合は、砂でも代用可能です。
砂の場合は、下に敷き詰めて、さつまいもをおいた後、
芋全体が覆われるくらいまで砂をかぶせてから焼きます。
まとめ
昔は、石油ストーブの上にアルミホイルに包んだ
さつまいもをのせて、焼き芋が出来るのを楽しみに
待っていたものです。
家で美味しいさつまいもの焼き芋ができるっていいですよね。
少々手間はかかりますが、簡単にできるので
ぜひ美味しい焼き芋を試して見てください。