結婚が決まって、親に日取りの相談をしたら、その日は大安(たいあん)か?って聞かれた。
そもそも大安って何?どんな決まりがあるの?それって守らないと問題が起きるの?
気になるので調べてみた。
結婚式は大安でないといけないの?
結婚する当人二人は、大安かどうかは全然気にしていなかった。
○月○日くらいにしようかと思うと親に相談したら、
大安の日を選ぶんだぞって言われた。
大安って何?って親に聞いたら、昔からのしきたりだ。
最近はそうでもないかもしれないけど、昔は結婚式といえば
大安だったということで、明確な理由は知らないみたい。
大安以外に選択肢はないの?と聞いたら
親戚がうるさいから大安にしとけと言われた。
しょうが無いので、自分で調べた。
そもそも大安とは?普段の生活に必要?
大安(たいあん)というのは、六曜と言われる
先勝→友引→先負→仏滅→ 大安→赤口
の順で繰り返される暦注の一つでその日の運勢を表したものらしい。
新暦(太陽暦)ではなく、旧暦に従ったものらしく、新暦のカレンダーで
見ると、順番通りにならなくて、悩むことになるそうだ。
いわゆる縁起を担ぐという習慣に基づく行為で
全てにおいてうまくいく日という大安に冠婚葬祭の行事を行うことが
いいとされてきているようです。
普段の生活で、この六曜を気にする必要はなく、朝のニュース番組の
星占いのような位置づけと思ってもいいかもしれない。
ただ、昔から引き継がれてきた習慣なので、気にする人はすごく気にするようです。
可能であれば、お祝い事は大安の日に行うのが、全てにおいて問題が起きません。
大安以外で結婚式をあげるのによい日はあるの?
大安の日がいいといっても、みんながその日に集中しちゃうと
当然、空いてないってことになりますよね。
大安の日がダメだった場合は、どの日がいいのでしょう?
六曜を使って説明すると
先勝(せんかち):「先んずれば即ち勝つ」 万事に急ぐことが良い。
午前中は吉、二時から六時までが凶
友引(ともびき): 友を引く→幸せのお裾分けと言われ、結婚には大安の次に良い
正午のみ凶、午前中と夕方は吉
先負(せんまけ): 先勝と逆、「先んずれば即つ負ける」
勝負事は避けたい。お見合いには向かないとも言われる。
午前中は凶、午後からが吉
仏滅(ぶつめつ):「仏も滅するような大凶の日」 結婚は避けましょう
全日において凶
大安(たいあん):「大いに安し」の意味 すべてのお祝い事に対して良い
終日吉で、特に祝儀には良い日
赤口(しゃっく): 厄日とされ、祝い事は大凶となる
正午のみ吉。それ以外は凶
このことから、大安の日に式場とか手配がつかなければ、
友引、先勝の午前中、先負の午後などが選択肢になりますね。
それにしても、大安から1日ずれると、どっちも厄日じゃないですか。
調整難しそうだなぁ。
まとめ
結婚式の日取りが大安でないといけないかというと、そんな決まりはないんだけど
後々、ちょっと悪いことがあった度に、「大安に結婚式を上げなかったからだ」
なんて言われるのもうっとおしいので、可能であれば、親の意見、親戚の意見は
聞いておきたいものです。
しかし、二人の記念日に結婚式をあげたいけど、その日が仏滅だった!
何て時には、変わりに籍をいれるのは大安にするからとか言って
必死で親を説得するしかないですね。