ノロウイルスへの感染予防法を守り、家族への拡大を阻止せよ

noro

 お父さんは病院関係に努めていて、どうやらノロウィルスをもらってきたみたい。下痢がずっと収まらないの。家族への被害拡大は何としても阻止したいから、お父さんには感染予防法をしっかり実践してもらわないと。あなたにも、実際にやっている感染予防法を紹介するから被害拡大を防いでね。

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ノロウイルスへの感染予防法について

 ノロウィルスって、感染力が強くてとっても厄介な代物で、体内に感染すると、そこから爆発的に増殖して、悪さをするです。人の体内で増殖すると嘔吐物や便の中にはノロウィルスが数億個潜んでると言われています。なのに、感染するには、数個のウィルスからでも感染するんです。

 その為、一度かかってしまうと、人から人へ感染しやすいんですよ。家族の一人がノロウィルスに感染すると、その人をただ隔離してもダメで、その人から排出されるウィルスが感染しないように気をつけないといけないんです。

 ノロウィルスは、通常インフルエンザなどに有効なアルコール消毒では全く死滅しません。塩素系の消毒薬がかろうじて効果があるくらいです。また、ノロウィルス自体はものすごく小さなものなので、通常の手洗いをしただけでは、皮膚の凹凸のスキマに残ってしまいます。それが触れた部分から接触感染するだけの感染力ももっているので、特に嘔吐物や便を処理した後にはしっかりと手洗いをする必要があります。


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 ここからは、家族に感染しないように、ノロウィルスに感染した人に行ってもらう感染予防法を紹介します。

・嘔吐物などは、使い捨ての手袋をして、キッチンペーパーなどでくるみ、ゴミ袋を2重にして燃えるゴミに捨てます。
 嘔吐物に触れた部分は、塩素系の消毒液を含ませたキッチンペーパーなどでふき、水拭きをします。

・トイレで用をたした時は、手洗いをするまでに触れる場所は塩素系の消毒液を含ませた雑巾で拭きあげ、水拭きしてウィルスが残らないようにします。

・用をたした後は、石鹸を使ってしっかり手洗いをしましょう。親指の部分、手首、手のシワの部分などは特に入念に洗います。ウィルスが残りやすい部分です。

 これらの予防法は、ノロウィルスの感染者が、症状が収まってから1週間は続ける必要があります。症状が収まっても、ウィルスはなくなったわけではなく、体内にしっかりと残っているので、体外に全て排出されるのに、平均で1週間はかかるんです。

 大変ですが、抵抗力が低い子供にノロウィルスが感染すると、重症化する可能性もたかいのでがんばって予防しましょう。

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