台風は進路に対して 右側か左側で風の強さが違う!被害大なのは?

台風のシーズンがやってきてますね。
日本は台風の通過コースになっていることが多いです。

毎年、台風被害にあうので注意が必要ですね。

台風の風の強さって進路の右側左側で違いが
出てくるという話を聞いたことありませんか?

実は右か左かで、被害の大きさまで違うのです。

台風一過

台風の進路の右側は?

台風の風について考える時

主に2つの要素を考える必要があります。

1つは台風の進路を決める上空の強い風の流れ

もう一つは台風自身の中心へ
向かって吹き込んでいく風の流れです。

台風の渦は、地球の北半球では
反時計周りに回っています。

この2つの風の流れで、
台風の風力は決まっているんですね。

よって、台風の進行方向の右側では

台風を動かす大きな風の流れに
反時計回りの渦の風の流れが

ダブルで同じ方法に向かって風が流れているので
相乗効果で風力がより強くなっているのです。

台風の右側では、より強い風が吹く為
一般的に風からの被害は右側が多くなります。

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台風の進路の左側は?

台風の進路の左側では
渦で言えば、進行方向とは逆の方向
渦にそって風が吹いています。

進行方向へ吹く風と、逆向きの風が相殺しあって
風の威力は減る傾向があります。

よって、台風の右側に較べて
風力が弱くなります。

このことから、台風の左側では
右側より被害が出にくくなります。

風の弱い方は大丈夫?

台風の左側は風が弱くなる
という話でしたが、それで、すぐ左側は安全か?
というと、そんなことはありません

そもそも、風が弱くなるといっても
ものが台風です。

相当の強い風が吹きます。

また、台風の被害は風だけでなく
周りの気象状況により
湿った空気が流れこんだり
進行方向の気象が影響を受けたりして

台風とは関係ない所で
大雨が降ったり、竜巻が起こったり
安心はできないということを考えてください。

また、台風には吹き替えしという現象があります。

これは、台風の風が渦を巻いていることから
一定方向に風が吹くのではなく

風向きが急激に変わることで
風力が強まったりします。

台風が通り過ぎたからと言って安心は出来ないですから
十分警戒をしておきましょう。

まとめ

台風の進路に対して、右か左かで、確かに風力の差は出てきます。

しかし、それはあくまで
相対的なもので、どちちであっても
ひどい被害がでる可能性は
十分あります。

左右どっちかで判断しないで
対策を十分とりましょう。

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