満月の写真を撮るには、スマホのカメラでは露出を調整出来なかった。次の策として露出を調整出来るアプリということでA Better Cameraというアンドロイド用無料アプリを導入して、実際に写真を撮った。その時の露出の調整方法を詳しく書き留めておこう。
満月の写真は露出を低くしないと白飛びしてしまう。
満月の写真を取るときに、露出を調整することで、月が白飛びしてしまうのを抑えようと思ったのだ。その為には標準のカメラの機能では、露出に関する調整が出来ないので、カメラアプリを導入した。導入したのはA Better Cameraというもの。色んな機能が詰め込まれていて、大抵のことは出来る。露出も設定する項目があった。
さっそく露出をマイナス2に設定。画面は暗くなったが、どうやらレベル設定はできるが、自動で露出調整してしまう。せっかく暗く露出を設定しても、月と回りの暗さの差から補正が入ってしまうのだ。
これでは、アプリを導入した意味がない。露出を固定することが出来ないか色々触っていたら、ちょっとわかりにくい所に設定があった。覚書としてメモしておく。
実際に撮った月の写真はこちら
満月の写真の撮り方スマホだけの場合で無料アプリ導入したら
A Better Cameraで露出を固定させる設定方法
詳細設定の奥まった所に、AE Lockを設定する項目があった。標準ではこの機能はOFFになっている。ここをチェックすると、シャッターボタンの上にAE Lockのボタンを表示させることができる。
設定方法は以下の手順となる。
画面の上部を引っ張って全体のメニューを表示させる。
その中の詳細設定を押す。
詳細設定の画面の中から、ビューファインダー設定を押す。
ビューファインダー設定の中の さらに・・ を押す
さらに の中にある AEとWBロックコントロールを
の所にチェックを入れる。
これで設定が終わり。
こうすることで、カメラボタンの上にAE Lock と WB Lockのボタンが表示される。
後は、露出設定をマイナス2に設定して、身近な明るい場所で、一番明るいものに焦点をあてて露出が低く調整するようにする。
私の場合は、蛍光灯の光る部分に焦点をあてて、蛍光灯が白飛びしないレベルになるまで待った。
露出の調整が終わったら、AE Lockの部分をタップして、露出を固定するのである。
その状態で、満月の写真を撮ると、露出を抑えて、月の表面のザラザラを写真に納めることができるのです。
※※※
注意点
このAE Lock機能は、機種によっては機能しないことがあるようです。AE Lockをタップした後、露出が変動するようであればハード的に対応できないので諦めるしかないようです。
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