冬至にゆず湯に入る由来は?いつがゆず湯に入る日なの?その効能は?

毎年、冬至にはゆず湯に入って、カボチャをたべるという風習がありますね。
ところで、今年の冬至はいつでしたっけ?なんでゆず湯にはいるのでしょう?
そんな疑問にお応えしましょう。

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冬至って何?今年はいつになるの?

冬至(とうじ)というのは、1年で2回ある、昼の長さと夜の長さが
同じになる日の冬側の日と小学校で習いました。

ちなみに、今年は12月22日になります。

冬至は,太陽の登る高さが一番低い日になります。
そのため,明日からまた、「太陽が復活していく日」という風に考えられて
昔から縁起のいい日であるとされてきました。
正月同様にめでたい日であるとする地方もあります。

冬至にゆず湯に入る意味とは?

冬至にゆず湯のお風呂に入ると、『1年中風邪をひかない』と言われており、
ゆず湯に入る風習が定着しています。

ではなぜゆず湯に入るという風習ができたのでしょうか?

実は諸説あるので、これが正しいとは言い切れないのですが
「冬至」に「湯治(とうじ)」がかけられている!
「柚子(ゆず)」だけに「融通(ゆうずう)が利くように」という願いがこめられている!
と言われています。

ダジャレかよって思っちゃいますが、柚子がこの時期に旬を迎えて、
手に入りやすいという事情もあるかもしれません。。

ゆず湯に入ることで、本当に体の調子が良くなって
風をひきにくいということもあるのかも。

やってみたら、体の調子がいいねってことで段々と定着していった
生活の知恵なのかも知れないですね。

ゆず湯の効果、効能は?

柚子の精油成分には、みかんの皮をつぶすと出てくる油分と同じく
血行を促進させる働きがあります。
普通に風呂に入るより身体を芯から温める効果があります。

新陳代謝を活発にする働きもあるので、疲れや痛みもとれ、
冷え性にも効果があります。

冬至を過ぎて、どんどんと厳しくなっていく寒さに
備えるためという意味合いもあります。

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ゆず湯の入れ方

ところで、ゆず湯をする時、あなたはゆずをどうやってお風呂に入れますか?
ゆずを丸のままお風呂に浮かべている銭湯の映像をよくテレビでみますね。

ゆずを丸のまま入れて効果あるのでしょうか?

銭湯などでは、たくさんのゆずを浮かべるので、
柚子の皮から出てくる精油成分で
効果を出すことができますが、普通の家庭で、
ゆず湯の為に、そんなにたくさんのゆずを浮かべたりは
しないと思います。

なので、普通の家庭では、ゆずを半分に切って、
浮かべたりして、果汁からの成分で
効果を上げているのです。

ただ、ゆずを半分に切ると、ゆずの実の部分が
お風呂の浴槽に流れ出すので後で掃除がたいへんです。
ゆずを半分に切ったら、ネットなどにいれて
実が流れでても、まとめて回収できるようにしておきましよう。

ただ、この柚子を浮かべている状態のものを絞ったりしない様にしましょう。
テルペン と呼ばれる物質がお湯の中に流れ出ます。

テルペンは、目・皮膚・粘膜・呼吸器官を刺激する物質なんです。
お風呂にゆずを浮かべてる状態でお湯の中に流れ出しても、ある程度時間が経つと
分解されてしまい、影響は少ないのです。
これを、浮かんでるゆずを絞ったりして、成分をお湯の中に流しだそうものなら
お湯の中に流れだして、肌を刺激します。

人によっては、ゆず湯に入ると、肌がぴりぴりして痛いって感じるのは
この為だったのです。

くれぐれも、浮かんでるゆずをしぼったりしないように!

まとめ

冬至にゆず湯に入ると、肌の保湿効果、冷え性改善などの効果が得られ
厳しい冬を乗り切るのに、有効ということで続けられてきた風習です。
冬至にゆず湯に入って、体と心をリフレッシュするのもいいものですよ。

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