喪中はがきを出せず寒中見舞いを出す際の文例。年末に死去した場合

kannmado

年末の12月に祖父がなくなり、喪中ハガキが間に合わなかったので
年賀状を頂いた方に寒中見舞いを送りました。その時の文例です。

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喪中に年賀状が届いた。寒中見舞いで年末の不幸を伝える。

12月に身内を亡くし、喪中となった為、年賀状は出さなかったんです。
年末でバタバタしていたのと、精神的な余裕がなくて、
喪中ハガキを出しそびれてしまいました。

親戚関係は、喪中と知っているので、年賀状はいただかなかったのですが
仕事関係、友人などからは年賀状が届いてしまいました。

年が明けてから喪中ハガキをだすのもおかしな話で
寒中見舞いとして年賀状の返事を出すのが一般的です。

寒中見舞いは松の内あけ(1/7以降)から立春前(2/3節分あたり)までに
出すものですが、大寒前くらいまでに出すのが通例になります。

寒中見舞いは、本来季節の挨拶状なので、喪中のお知らせに使うのは
意味が違うのですが、タイミング的に合っているのと、
年賀状に対する返礼状として送ることになります。

喪中ハガキを出せなかった寒中見舞いの文例(一般)

寒中見舞いが主となり、そのついでとして喪中の連絡をします。
なので、まずは寒中見舞いの挨拶から始まり、
最後の方で、喪中であったことを知らせる形になります。

一般的な文例

[note]寒中お見舞い申し上げます
昨年十二月 ● ▲▲ 死去のため喪に服し
年頭のご挨拶を失礼させていただきましたこと
何卒お赦しください。遅ればせながら
旧年中に賜りました御芳情を厚く御礼申し上げます
寒さ厳しき折柄 一層ご自愛のほどお祈り申し上げます
       平成○○年一月

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●・・・ 間柄  ▲▲ ・・・ 故人の名前[/note]

故人が亡くなられたのが年末だとしても、
期日は「十二月末」とは書かない方がいいです。「十二月」までに
しておきましょう。
亡くなったのが年末ギリギリだったから喪中ハガキを出せなかったのは仕方ないだろう。
と受け取られる可能性があります。
年賀状って12月中には受付開始してるだろう。そんな年末ギリギリまで
年賀状の準備をしてなかったのかって思う人もいるからです。

後、年賀状とは違うので、年賀状と取れるようなイラストや写真は
ハガキに印刷しないで下さい。

喪中ハガキを出せなかった寒中見舞いの文例(友人)

一般的な文例では堅苦しすぎる。友人に送るのにそんな
硬い文章はちょっと恥ずかしいと思う場合は
以下のような文例がいいでしょう。

[note]寒中お見舞い申し上げます
 その後、お変わりありませんか。
 まだまだ寒い日が続きますので、
 くれぐれもご自愛くださいますよう
 お祈り申し上げます。
 早々の賀状ありがとうございました。
 昨年12月に ● ▲▲ 喪中につき、
新年のご挨拶を控えさせていただきました。
          平成○○年1月 [/note]

後半の喪中の連絡は少し小さめに書くと
嫌味がないように見えて、いいです。

まとめ

喪中であるというのは、人には計り知れない
精神的苦痛が伴うものです。喪中ハガキは
相手に、年賀状を出さなくてもいいよという
気遣いなので、それが出せなかったとしても
仕方がないのです。

年明けの寒中見舞いでも全然失礼にはなりませんので
年賀状を頂いた方にはちゃんと返事をしておきましょう。

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