25年務めた会社がダメになり、早期退職。理系技術者なのでプログラマーの
中途採用の求人に募集して、筆記試験、一般常識、計算問題があると書かれていた。
試験は一週間後、とった対策は。
リストラされて、再就職先を探す
長年務めていた会社が、経営不振に陥って、リストラの嵐が吹き荒れた。
そして早期退職に応じなくてはいけなくなった。
50歳からの再就職は厳しいだろうと予想していたが、
やはり、中々いいところはない。募集しても門前払いも数社あった。
そんな中、面接と就職試験にこぎつけた所が出てきた。
パソコンやプログラムに関する知識には自信があったので
プログラマーの求人に募集したところであった。
でも、就職試験って、筆記試験、一般常識、計算問題があると
求人募集にかいてあったので、事前に対策をしないといけないことになった。
就職試験の筆記試験ってなんだろう?
ネットで調べた結果では、筆記試験というのはどんなものか想像がつかなかった。
一般常識、適性検査のSPIなどは、本屋さんでも売ってる問題集から
ある程度想像がつくのであるが、筆記試験とはなんだろう?
プログラム関連の試験は別にあると聞いたので、それとも違うだろうし。
適性検査の一環かもしれないと思うが、あまり対策してる時間もない。
とにかく、一般常識の問題集を買って、それを繰り返しやっていた。
SPIはネット上で集めた情報で、ある程度対策。
適正検査は、点数を競うものではなく、仕事に対する
適正を観るためのものだから、ある程度知識を
手にしてから例題に慣れたくらいで
一般常識に力を注いだ。
パソコンに慣れているので、漢字が書けない・・・
英語は単語が書けない・・・・
数学は因数分解ってすっかり忘れてる。そもそも社会に出て使ったことないぞ・・・
時間もないし、基礎的な所に集中しよう。
就職試験当日、筆記試験に驚いた
試験当日、いきなり筆記試験だった。
どんな問題だろう?と思ったら 4桁?4桁の筆算
4桁÷4桁の筆算だった。
パニック!多数桁の足し算、引き算のテクニックは覚えてきてたが
普通に4桁÷4桁の筆算のやり方なんて、やってなかった。
計算方法を思い出すのに20分掛かったぞ。
しかも、出来るまで終われないって試験だった。
何とか思い出して、ヘロヘロになりながら提出したら!
計算間違いがあったので、正しくやり直して下さいと
問題用紙を返された。
もう、帰っていいですかって言いたくなったです。
何とか修正して、次の問題を全部解いて下さいと言われて
問題を見たら、微分、積分、確率計算、極大関数問題と
高校の数学のオンパレード。
一般常識で、微分とかどうせ出ないだろうと飛ばしてしまったのが
裏目にでた。もう駄目だ・・・・ これは落ちたなと確信してしまった。
もう出来ませんと提出したら、次の試験となった。
計算問題、一般常識は、あらかじめ予想していた範囲の問題で
そつなくこなせたと思う。
その後、プログラムの試験などあって、こっちは問題なく解けた。
面接試験では意外なことを言われた
最初がボロボロだっただけに、すごく落ち込んだ気分で面接に挑んだ。
しかし、担当官の言葉は
「試験結果はさすがですね」と言われたのだ。
これで、一気に気分は逆転。案外良かったのかな?これは期待が持てるかも
と意気揚々と面接を受けて帰った。
面接官は、「今、採用の合否は私の一存では決められないので、改めて人事部から返答します」
と言って、いかにも採用してくれそうな口ぶりだったが、
1週間後に、不採用の通知をいただいた。
まぁ、試験結果の何が問題だったのかはわかりませんが、50歳の再就職は大変だと
改めて思い知った次第です。
さぁ、落ち込んでる暇はないぞ、次行こう、次!
まとめ
今回受けた筆記試験は、ある特定の会社で行われて、1人が受けた試験であり
それが即、他の会社と同じというわけではありません。
こんな事例があったよという参考情報です。
年をとっての再就職はすごく大変ですが、挫けずにがんばりましょう。