企業型確定拠出年金を個人型に移行するのに必要なこと。その手順は?

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4月にリストラされた会社でやっていた企業型確定拠出年金の移換手続き期限が
もうすぐ切れるよってハガキがきた。
会社をやめるときの説明では、9月までに手続き終わらせればいいよって聞いていた。
次の仕事が決まらない現状から、手続きしないでいたんです。
次の会社に確定拠出年金があるかどうかわからないから。
ハガキによると、手続きには1ヶ月以上かかることがあるので、早く手続きしろって書いてある。
あわてて、調べて始めることにした。

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基礎知識が足りないのでハガキの内容がよくわからない

ステップ1で、今の自分の状況がどれに相当するのか
まず、それがわからない。

ネットで調べた結果、仕事はしていないけど、国民年金の保険料は引き続き収めていて
収入は失業保険だけだけで、就職していない私は第1号被保険者にあたるらしい。

この場合の選択肢は、個人型の確定拠出年金に移換するということになります。

移換する先が2つに分かれてる。
掛け金を払い続けて普通に加入するケース(加入者)と
掛け金は払わず、今ある資産を引き続き運用するケース(運用指図者)になってる。

さて、どちらにしようか。

加入者と運用指図者のどっちにしよう

今現在の状態では、加入者と運用指図者のどちらでも問題なく申し込めるようだ。

折角、税制上の優遇とかあるので、継続して資金を入れていってもいいけど
就職した会社の状況では加入条件をなくしてしまい、
運用指図者に変更しないと行けないケースもあるようだ。

次の会社がまだ決まってなくて、微妙な時期だし、また後で手続きし直すのも面倒だし
運用指図者にしておこうと決めました。

次は、どこの金融機関に申し込むかだな。

運用する金融機関の申し込み先の決め方

ステップ2で運用会社である金融機関の選択になります。

普通だと、運用することができる商品の種類だとか、手数料がいくらとか
を考えて選ぶことになります。

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この場合、運用をどうするかによって、最適な金融機関を決めればいいのです。

私の場合は、外国株のインデックスファンドと外国債権のインデックスファンドをメインで扱う
運用法をとるので、この2つが入っていることが前提です。

この2つがないって金融機関はないので、
次に考えるのは、手数料、信託報酬、ランニングコストになりますね。

この中で、一番に着目したのが、ランニングコストです。
ランニングコストの違いがでるのは、運営会社に支払う毎月の運営費です。
この運営着が一番安い所を調べました。

現在の確定拠出年金の資産は50万円を超えているので、
その場合、一番安いのはSBI証券になります。

毎月0円です。他の会社だと、毎年3500円~5000円とかの出費があって
それだけで、10年で3万~5万円資産が減ってしまいます。
運用が成功しようが、失敗しようが関係なく出て行くお金なので、ここは抑えておきたいです。

次に、運用に関わる信託報酬ですが、調べてみると、SBI証券のインデックスファインドの
信託報酬は、他の金融機関に比べると、少々高めになっているようです。

しかし、同じ系列のファンドでもう少し安い信託報酬のものもあり、ラインナップも
他の所に比べて豊富にあるので、代用がある程度ききます。

後、SBI証券に申し込む場合は、注意点として、
初期手続き費用が他の金融機関ではかからないものが1080円かかるってことですね。
しかし、これは1度きりの出費なので、目をつぶります。

こうして、私はSBI証券に申し込みをしました。

元々入っていた金融機関には連絡はいらないのかなと思ったのですが、
申し込んだ先の金融機関(この場合SBI証券)が連絡を取り合って処置をするので
こちらから連絡する必要はないようです。

まとめ

参考までに、私が申し込み先を決めた経緯を簡単に説明しましたが、
考え方は同じになると思います。後は、あなたの状況に応じて
申し込み先を決めて下さい。
それにしても手続きに1ヶ月以上かかるかもって、だいじょうなのかなぁ?
加入資格喪失してから6ヶ月以内に手続き完了してない場合は
自動で国民年金基金連合会に自動移換されてしまうってなってるけど
そうなったら、もう一度手続き必要だし、余計な手数料もかかるってなってるけど。

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