暑い日はサンバイザーをフロントガラスに設置しているんですが、どうしても吸盤がとれて落ちてきてますね。吸盤が取れないようにするにはどうすればいいのでしょう?対策と吸盤の復活方法、その他の方法を紹介します。
この記事の目次
サンシェードの吸盤が落ちるのを何とかしたい
夏場の暑い時に、フロントガラスの部分にサンシェードを設置ています。車に乗る時、ハンドルやシートが暑くなくなる分、早く室内温度を下げることができて重宝しています。でも、車用サンシェードの設置用吸盤ってすぐにダメになりませんか?
出かけた先でサンシェードを設置して車まで帰ってきた時に、吸盤がとれて、サンシェードが落ちてるとガッカリしますよね。
あなたも何とかしたいんですよね。
吸盤が落ちる原因は、ただひとつ、吸盤の吸着力が落ちていることにつきます。そして吸盤の吸着力が落ちる原因はいくつか考えられます。これらを1つづつ見て行きましょう。
フロントガラスの汚れ、吸盤の吸着面の汚れで吸着力低下
フロントガラスの内側って、外に較べて汚れてなさそうですが、静電気や空気中の湿気などで見た目にはわからないケースもありますが、かなり汚れています。そこに吸盤をつけると、その汚れが吸盤の吸着面にもろに転写して汚れてしまします。その状態で使い続けると、表面の汚れが原因で吸着力が低下してしまうのです。
吸盤の吸着面に傷が入り、吸着力低下
吸盤がガラスにくっついている原理は、吸盤が密着する部分(ドーム状)の中の空気を吸盤を押さえつけることで押し出して、見かけ上真空な状態を作り出し、その力で吸着しています。吸盤の表面に記事が入ったりすると、そこの溝を通じて空気が入ってきて吸着力が落ちるのです。
吸盤が劣化して硬化して、吸着力低下
吸盤が熱や日光にさらされることで、材質が劣化していき、吸盤のゴムが硬くなって行きます。硬くなると、吸盤を押さえつけた時、押し出す空気の量が減ってしまい、その分吸着力も低下します。
これらの原因を解決しないと、吸盤はくっつかずに落ちてしまうのです。
サンシェードの吸盤を復活させる方法
吸盤の吸着力が低下している場合、吸着力を復活させる方法について、説明しましょう。
まず、吸着力の劣化が、フロントガラスや吸盤表面の汚れによる場合、当然、清掃して、汚れを落としてやればいいんです。フロントガラスの内側をきれいに掃除して、吸盤表面をせっけんなどでキレイに洗ってあげましょう。
吸盤の表面に傷が入ってる場合、傷を修復するしかないのですが、元々吸盤は柔らかい材質であり、一度着いてしまった傷はなくせません。ではどうするか?傷を埋めるしかないんです。でも、吸盤は柔らかい状態でないといけないので、傷を埋める方法は限られてきます。一番簡単なのは、ジェルなどの粘着質のある液体を吸盤表面に塗りつけて、傷を埋めてしまうことです。このケースでは、必然的に反対側のガラスは汚れの元になってしまいます。
吸盤の材質が劣化して硬化しているケースでは、吸盤そのものを加熱による材質改善を行っていく必要がありますね。吸盤を取り外して、清掃してお湯に1時間つけて柔らかくしていきます。ただ、材質によっては、一度硬くなった吸盤は、熱を加えても改善しないものもあります。
これらの処置をしても、吸着力が回復、改善しない場合は、残念ですが、吸盤を新しく買い替える必要がありますね。
サンシェードの吸盤を使わない方法
吸盤の吸着力を回復させたとしても、また劣化していくことは避けられません。また、吸盤を使うことでフロントガラスに吸盤の跡が付くので、嫌になりますね。
なので、吸盤を使わないで、サンシェードを使う方法を紹介しましょう。
普通によく実践されているのが、車のサンバイザーをかぶせてサンシェードを固定する方法があります。これだと、元々ある部品を使っているので、お金がかかりませんね。ただ、サンバイザーにドライブレコーダーとかレーダーとかをつけてる場合、出来れば使いたくない技です(笑)
その場合、どうするか?吸盤をつける穴にゴムひもなどを使って、フックを取り付けます。そのフックをサンバイザーの支柱に引っ掛けて固定するのです。
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この方法だと、調整も簡単ですし、見た目もおかしくなりません。お金もそれ程かけないで実践できるし、サンバイザーを動かさないですむので、ドライブレコーダーやレーダーにも影響はありませんね。
まとめ
サンバイザーの吸盤は、吸着力が低下しても、原因別に対処すれば、吸着力を復活、改善させることが可能です。しかし、またすぐ劣化していく可能性が高いので、フックを使って引っ掛ける方法をおススメします。