simロック解除が義務化されるのはいつから?ユーザーにメリットあるの?

巷ではスマホのsimロック解除が義務化されると話題になってますね。

義務化はいつから?今までの機種は解除できるの?

義務化によるユーザーへのメリットは何?

スポンサードリンク

 

simロック解除が義務化されるのはいつから?

a0002_010577
総務省が平成26年12月に打ち出したモバイル通信機器のsimロック解除の義務化の方針を立てました。
実際の適用は平成27年(2015年)の5月からの予定です。
では、5月から販売されるスマホの端末はどのキャリヤ(ドコモ、au、ソフトバンクなど)でも無料でsimロック解除に応じなくてはならなくなります。

現在は、docomoの一部の機種で3000円でsimロック解除を受け付けています。

これが無料でsimロック解除を行うことが出来るようになります。

simロック解除の義務化前に販売された機種でも解除出来る?

simロックってソフト的なものなので、仕組み次第では、義務化前の、現状のsimロック機でも解除とか出来そうに思えます。

しかし、結論として、解除ができるかどうかはその機種による、ということになります。

そもそもsimロックをかける背景としては、自分の所の通信網を使ってもらうように、端末機器を安く提供しますよ。その代わり、他所では使えませんよという面があります。
また、機種によっては、安心して通信網を使って貰えるように、その通信メーカー独自の通信保護機能を機種にもたせているケースがあります。
この場合、最悪simロック解除できても、その安全装置が邪魔をして、他のメーカーのsimカードが使えないということが起こりえます。

スポンサードリンク

 

義務化以降であれば、そういった機能は盛り込めないので、おかしなことは起こらないはずですが、そういった想定をしていない義務化前の機器では、本体の機能的にsimロックを解除できないケースがでてきます。

simロック解除が義務化されることのユーザーへのメリットは?

simロックが義務化されることで、各通信キャリアから販売される端末機器は、simロック解除に無料で応じてもらえるようになります。

このことのメリットは、

1.今の機器を新しい他所のキャリアの端末に買い替えなくても、そのまま使えること。

2.海外に行っても、その国のレンタルsimカードなどで使い慣れたスマホが使える

3.格安のsimカードプランを利用することが出来るようになる

と言ったところです。

逆にデメリットは、

他所のキャリアでも使えるように対応しないといけなくなるので、端末の値段が上がる。
通信メーカーによって使用できる通信バンドと呼ばれる対応エリアが異なってくるので実際には使えない場所が発生してくる。
sim格安と呼ばれるMVNOを含めてどのキャリアをどこにするべきか、選択が難しくなる。
結局simフリーといいながら、特定の機器とキャリアの組み合わせでしか快適に使えない状態が発生する可能性が高い。

まとめ

simロック解除が義務化されたからといって、すぐさま現状のシェアが大きく変わるということはないように思えます。
義務化後の端末であれば、どこのキャリアでも使えるようになりますが、ケースによっては、使えないという事態もありえるので、しばらく様子見した方がいいかもしれません。

関連記事

格安simとガラケー2台持ちはあり。なぜ安い?ロック解除義務化は?

スポンサードリンク